近年仕事の副業として投資を始め、個人投資家の数が政府が気にするほどに増えてきました。しかし、いざ自分も始めようとしてみても、専門用語だらけで分からないことってありますよね。そこでこの記事ではビットコインでよく使われる4年サイクルという言葉を解説しています。過去の流れも含めて解説しているので、これからビットコインに投資する予定の人はぜひご覧になってください。
ビットコインの4年サイクルを解説
ビットコインの4年サイクルとは、簡単に説明するとビットコインの値段が一定の周期で上昇や下降を繰り返すことです。為替をやっている人にも分かりやすく説明すると、フィボナッチ数列と同じような変化という表現が適切かもしれません。フィボナッチ数列とは隣り合う数字を割っていくと人間が最も美しいと感じる黄金比に近づくという原理で、ビットコインの4年サイクルもこれと同じような感覚で特定の周期に基づき値段が乱降下すると言われています。
例えば4年毎に訪れる半減期と呼ばれるビットコインの獲得報酬が一番少なくなる時期を中心に、ビットコインの値段が上昇していくとします。しかし、獲得報酬が増えると当然ビットコインの価値も上がるため、人間はこれ以上高くなると買えないと感じてしまいますよね。そうなるとビットコインの需要が少なくなり、値段の上昇にブレーキが掛かります。そしてブレーキがかかると多くの人はこれ以上高くならない内に買ってしまおうと感じることでしょう。この様に発生した需要とそれに伴う値段変化の統計をまとめた時に丁度ビットコイン値段が4年サイクルという形になります。
半減期の歴史について
ビットコインの4年サイクルは最初から発表されていたわけではなく、発表されていたのはプログラムに半減期が組みこまれているという事実のみでした。しかし、統計学の観点から分析した結果、4年に一度のタイミングで半減期が来ることが分かり、4年サイクルという名称で呼ばれるようになりました。ちなみに半減期が発生した時期は以下の通りで、2026年現在の段階では次に発生するのは凡そ2028年くらいだと言われています。確実に起きると断言できない理由は、ビットコインの半減期は購入された数によって発生するからで、ビットコイン開発者が意図的に4年に一度にしているわけではないからです。
| 半減期の発生回数 | 発生時期 |
| 1回目 | 2012年11月28日 |
| 2回目 | 2016年7月9日 |
| 3回目 | 2020年5月11日 |
| 4回目 | 2024年4月20日 |
| 5回目 | 2028年春頃 |
半減期のメリットについて
ビットコインの4年サイクルで発生する半減期は、ビットコインの希少性が上がりそれと共に値段が上昇するというメリットがあります。希少性が上がる原理は、例えばビットコインは発行上限枚数が2100万枚までと決められている上に、新規発行するタイミングも10分に1ブロックと、マイニングと呼ばれる認証作業が完了したときに支払われる報酬のみです。半減期とはこのマイニングによる報酬で獲得できるビットコインの数が少なくなる時期なので、半減期が発生するとビットコインの価格は上昇します。つまり半減期前に予めビットコインを持っておき、価値が上がったタイミングで売ればその差額を利益として獲得できるというわけです。そのため、半減期前にビットコインを獲得しておこうと今投資家の間で注目されているわけです。
マイニングは誰でもできるの?
ビットコインのマイニングと呼ばれる認証作業を個人でやることは不可能です。理由は専用の機器が必要な上に、マイニングを行うには絶えず機材の電源をつけておく必要があるからです。そのため、日本国内でやるとマイニングによる報酬よりも電気代のほうが高くなってしまい、赤字になりやすいというデメリットがあります。それでもマイニングを行う企業に依頼することで、個人でもマイニングの報酬を受け取ることはできますが、利益に対してコストが非常にかかる上にマイニング詐欺を働く企業もあるため、あまりおすすめはできません。
なお、以下に紹介する円換算の報酬は、2026年9月現在の円換算を元に計算したものなので、ビットコインの次回の4年サイクル後のマイニングも同様の報酬が獲得できるものを保証するデータではありません。
| 半減期発生回数 | マイニングの報酬 | 円換算の報酬 |
| 0回 | 50 BTC | 6億7,417万円 |
| 1回 | 25 BTC | 3億3,733万6,036円 |
| 2回 | 12.5 BTC | 1億6,854万3,634円 |
| 3回 | 6.25 BTC | 8452万1832円 |
| 4回 | 3.125 BTC | 4226万916円 |
| 5回 | 1.5625 BTC(予定) | 2113万458円 |
過去の流れから一番利確すべき時期
ビットコインの過去の4年サイクルの流れから、一番利確すべき時期は、半減期が発生すると思われる時期から1ヶ月から2か月前がおすすめです。理由は半減期が近づくとビットコインの価格も急騰するからです。ただし、あまりにもギリギリまで引きつけると、ビットコインの価格が下落する可能性が高くなるため、利益を確定させるためにも早めの判断が求められます。
例えば2016年7月前後のビットコインの価格を比較すると、6月には1BTC当たり8万円前後まで高騰していましたが、7月の半減期を中心に徐々に下落傾向にあり、7月中旬近くになると1BTCあたり6万円前後まで下がっています。この様に半減期は相場がどうなるか分からないから利確するという投資家が多く、これ以上引き付けるとビットコインの価値が購入した価格以下になってしまう危険性があります。
2026年9月に買うべき?
筆者の私見ですが過去のビットコインの4年サイクル前後の値動きの流れからみて、今は購入するべきだと思います。理由は為替や経済指標でよく使われる恐怖指数が低いからです。
恐怖指数とは、市場がどの程度リスクを容認するかを数値化したもので、現在は15付近で推移しています。つまり、市場が為替の値動きに対してある程度リスクを容認できているということなので、その流れに乗ってビットコインを購入し、ある程度利益が出たら利確する取引方法をおすすめします。ここですぐに利益確定をする理由は、まず第一に中東情勢が緊張状態にある中でいきなりリスク資産に対する市場の考え方が急変する可能性があるからです。逆にいえば現在石油の価格が高騰しているのに、恐怖指数が落ち着いているということは、市場による相場の急変に対する意識が石油価格とは別の方向を向いているという可能性があります。この不確定要素を考慮した上で購入するならば、筆者は今購入しある程度利益がでたら利確するという方法をおすすめします。
まとめ
ビットコインの4年サイクルとは、簡単にまとめるとビットコインの価格が乱降下する時期が4年に1度起こるイベントのようなものです。そのため、投資家の間でも特に注目されており、同じ時期に利確するが多数存在します。しかし、相場が乱高下する時期はタイミングを逃すと、一気に損切することにもなりえるので、非常に危険です。それでもあえて買うのであれば、利益がどこまで出て損切をどこまで容認するのか決めてから取引する方法をおすすめします。なお、この記事で紹介している取引方法は、投資で必ず利益が出ることを保証するものではないことを十分にご理解いただきますようお願いします。









