デジタルアートやゲームなど、様々な所で使用され常に話題となっているNFT。今回SpotifyがNFT所有者限定サービスの新機能を実験したことが話題になりました。
「そもそもNFTって何?」「そもそもSpotifyって何?」「Spotifyが実験した新機能とは?」といった疑問を持った方に向けて、この記事では
- NFTとは?
- Spotifyとは?
- Spotifyが実験した新機能とは?
について解説していきます。
この記事を最後まで読むことでNFTやSpotifyについてわかります。是非、最後まで読んでみて下さい。
NFTとは?
NFT(Non Fungible Token)とは、ブロックチェーン技術を使用してデジタルデータの改ざんや偽造をできなくした「代替不可トークン」のことです。
それぞれのNFTに証明書が付いていることで、この世に一つしかない唯一無二の価値を持つデータとなります。
NFTを保持するためには
NFTをユーザーが保持するためには、デジタルウォレットが必要です。デジタルウォレットは、仮想通貨やNFTを保持できるお財布のような物だと思えばわかりやすいと思います。
デジタルウォレットで一番ユーザー数が多く有名なのは「メタマスク」です。NFTを扱う大半のサービスが「メタマスク」と連携できるので、インストールしておくと良いと思います。
稀に「メタマスク」に対応していない仮想通貨などがあるので、その場合は対応するウォレットをインストールしましょう。
NFTマーケットプレイスで購入可能
NFTはマーケットプレイスで購入が可能です。マーケットプレイスは仮想通貨の取引所で開かれている場合もあります。国内外の主要なマーケットプレイスを紹介します。
海外の主要なNFTマーケットプレイス
- OpenSea
- Rarible
- Makersplace
- Bybit NFTマーケットプレイス
国内の主要なNFTマーケットプレイス
- Coincheck NFT
- SBINFT
- LINE NFT
- Adam by GMO
Spotifyとは?
Spotifyとは、用意された様々なプレイリストから音楽を聴くことが可能なストリーミングサービスです。YouTubeのように端末に音楽をダウンロードする必要が無く、ネット通信で音楽再生が可能です。
無料版と有料版があり、無料版の場合は、プレイリストのシャッフル再生でのみフル音源が聴けます。様々なアーティストの音楽が聴けるので、新たに好きなアーティストを発見するきっかけになるサービスです。
Spotifyが実験した新機能とは?
今回Spotifyが新機能として実験したNFTのサービスについて解説していきます。
NFT保有者のみがアクセスできるプレイリスト
Spotifyが追加した新機能とは「特定のNFT所持者だけにプレイリストへのアクセス権を付与する機能」です。ユーザーはウォレットを接続することで、プレイリストの音楽を聴くことが可能です。
この機能が実装されれば、アーティストのNFTを購入したユーザーのみが聴ける「特別な楽曲」を配信するなど、様々な使い方が出来るでしょう。
アーティスト公式ページからNFTマーケットプレイスへ繋げる試験も実施
過去にSpotifyでは、アーティストの公式ホームページにあるNFTをタップすると、マーケットプレイスへ遷移する機能も実験しています。
この機能があることで、ユーザーは公式が販売している商品ページに直接遷移できるようになるので、マーケットプレイスでの購入間違いや偽商品を購入してしまう恐れが減ることになるでしょう。
まとめ
今回は、NFTとSpotifyが実験した新機能について解説しました。最後におさらいとしてまとめます。
- NFTとは、ブロックチェーン技術を使用してデジタルデータの改ざんや偽造をできなくした「代替不可トークン」のことです。
- Spotifyとは、様々なプレイリストから音楽を聴くことが可能なストリーミングサービスになります。
- Spotifyが実験した新機能とは、特定のNFT所持者のみにプレイリストのアクセス権を付与する機能です。
様々な音楽を聴けるSpotifyですが、NFTを利用することで今後更なる盛り上がりを見せることでしょう。
NFTはアートについて語られることが多いですが、音楽もあります。マーケットプレイスでNFT音楽を販売しているアーティストもいるので、興味がある方は調べてみては如何でしょうか。
なお、NFTラボでも情報を配信中です。ぜひ確認してみて下さい。