『XRP』の時代突入!?上昇傾向の理由と今後、これまでの歴史を振り返る

『XRP』の時代突入!?上昇傾向の理由と今後、これまでの歴史を振り返る

今や世界中で流通している仮想通貨は20,000種類を超え、把握しきれないほどです。しかし、仮想通貨の流行りは日々変動し、価格変動が激しい特徴があります。そんな中、リップル 裁判で価格が2倍にも急騰した「XRP(リップル)」に注目が集まっています。

そこで、リップルの今後や上昇傾向の理由、これまでの歴史など詳しく解説していきましょう。

リップルの歴史

リップルが誕生してからの歴史を振り返ってみましょう。

2004年 リップルの誕生

カナダのプログラマーRyan Fugger氏によって、2004年にリップルの基礎が開発されました。

2012年 発行の開始

2012年から2013年にかけてリップルの正式発行が開始されました。リップルの発行上限は1,000億枚でしたが、発行時にはすべてが発行済みです。

2015年 社名の変更

2012年に設立した「OpenCoin Inc.」は、2015年に「Ripple Labs Inc.」と社名を変更し、現在のリップル社へとなりました。

2016年 「SBI Ripple Asia」を設立

そして、2016年に日本の大手金融グループであるSBIホールディングスと共同で「SBI Ripple Asia」という会社を設立しました。SBIリップルアジアは、「RippleNet」を活用して、日本を含む韓国やフィリピン、ベトナムなどアジア圏を対象に国際送金サービスを

手がけています。

2020年 米国証券取引委員会(SEC)がリップル社を提訴

2020年12月22日に米国証券取引委員会(SEC)はリップル社が有価証券登録をせずリップルを販売していることは違法だとし証券法第5条に違反するとして民事訴訟を起こしました。

2023年 リップル社が訴訟に部分的に勝利

2020年からおよそ3年続いた裁判に決着がつきました。2023年7月13日にリップル社が一部勝訴を勝ち取ったんです。この勝訴は価格変動に大きな影響を与え、わずか1日で2倍近くにも上昇し、リップル社のCEOであるガーリングハウス氏はリップルの将来に期待が持てるとコメントしています。

しかし、SECとリップル社の戦いは続いており、リップル 今後に注目です。

2023年 ドバイの金融規制当局(DFSA)から承認を受ける

2023年11月2日にドバイの金融規制当局であるDFSAから、暗号通貨(仮想通貨)XRPを承認したと発表されました。

リップル 上昇傾向の理由は?

時価総額ランキング6位をキープするリップルは、国際送金に特化した仮想通貨であり様々な金融機関や企業と提携しているため、その高い利便性や実用性から価格が上昇傾向にあると考えられます。しかし、大きな要因としていわれているのが、SECとの間で進行中の法廷闘争です。というのも、この騒動により、世間でのリップルの認知度が急上昇し、国内でも認知度が高い仮想通貨となりました。また、裁判でリップル社が有利な判決が下されたことや、今後の裁判の行方に注目が集まり、価格が上昇傾向にあります。

今後どうなる?

気になるリップルの今後について解説していきましょう。リップルは、取引速度や実用化が進んでいること、手数料の安価などに定評があり、今後も価格は上昇すると考えられています。また、前述で触れたようにSECとの裁判の結果が大きな影響を与えるとし、裁判に勝つことができれば2025年末の価格は2倍〜5倍程度に高騰するとも言われているんです。AIはリップルの10年先の価格を予想しており、2023年の最高価格171円から813円にまで上昇するとしています。

まとめ

リップルの訴訟問題は、世界中で話題になっているだけあって価格の上昇は期待できるといわれています。一方で、リップルの実用性に注目する人が増えており、時価総額ランキングでは常に上位をキープするなど人気です。

今後、リップル社が株式市場への上場を目指しているようですが、裁判の影響で保留中という。やはり、今は裁判の結果が大きな鍵となるのでしょう。