株やFX以外に多くの投資家が投資している仮想通貨。今回、仮想通貨ニュースとして、2023年4月13日にリップル社による新サービス「Liquidity Hub(リクイディティ・ハブ)」が正式リリースされたことが発表されました。「『Ripple Liquidity Hub』はどのようなサービス?」「『Ripple Liquidity Hub』を使用するメリットは?」といった疑問を持った方に向けて、この記事では
- Liquidity Hubとは?
- Liquidity Hubを使用するメリットは?
- Liquidity Hubに対応している銘柄
について解説していきます。この記事を読むことでリップル社のサービス『Liquidity Hub』についてわかります。是非、最後まで読んでみて下さい。
Liquidity Hubとは?
リップル社が提供する企業向けの流動性ソリューションサービスです。取引所や店頭取引などの提供によって仮想通貨の流動性がわかります。仮想通貨を調達して最適な価格で24時間365日利用できるサービスとなっています。仮想通貨の価格設定と流動性の最適化により、大量に取引した時のコストを削減。最適化された資産と安定性が確保されるため、価格変動から企業を守ることが可能になります。リップル社は、2022年11月にアルファ版をリリースし、ビットコインのATM企業コインミーを運用パートナーとして試験を行いました。本サービスを使用するには、リップル社が提供している「Liquidity Hub」のページにアクセスし、「Join the Waitlist(順番待ち)」からフォームを入力して送信することで順番待ち状態になります。入力した組織がリップルのいずれかに適合する可能性がある場合は、リップルの営業チームから迅速な対応が行われるようです。
Liquidity Hubを使用するメリットは?
Liquidity Hubを使用するメリットは以下の通りです(公式サイトより引用及び翻訳)
- 取引所や OTC デスクなどの集約された流動性プールにアクセスして、最適な価格設定を取得できる。
- グローバルネットワークに接続することで、豊富なペイアウトを実現できる。
- 管理、取引、レポート作成にダッシュボードを活用することで、デジタルアセットマネジメントを合理化できる。
- 複数の流動性取引所で事前に資金調達した、資本ポジションを保有する必要性を排除することで、資本へのアクセスを拡大できる。
Liquidity Hubに対応している銘柄
Liquidity Hubで調達できる銘柄は以下の通りです。
- 米ドル
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- USドルコイン(USDC)
- テザー(USDT)
まとめ
今回は、「Liquidity Hub」について解説しました。最後におさらいとしてまとめます。
- Liquidity Hubとは、リップル社が提供している企業向けの流動性ソリューションサービスです。
- Liquidity Hubを使用するメリットは、「最適な価格設定を取得できる」「グローバルで豊富なペイアウトを実現できる」「デジタルアセットマネジメントを合理化できる」「資本へのアクセスを拡大できる」の4つです。
- Liquidity Hubに対応している銘柄は、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の他にアメリカドルにも対応しています。
現時点で、Liquidity Hubはリリースしてから間もないこともあり、日本企業で使用している所は少ないと思います。他社との差をつけるためにも、この機会に本サービスの導入を検討してみては如何でしょうか。
今回の記事ではリップルの新サービスに関する情報をお伝えしましたが、その他の商品やサービスのレビューはかなで冒険記をチェックしてみてくださいね!