将来性のある仮想通貨の一つリップル(XRP)を紹介

将来性のある仮想通貨の一つリップル(XRP)を紹介

扱ったことがない人でも『仮想通貨』という言葉はほとんどの人が聞いた事があると思います。現在仮想通貨は世界中に数千種類以上存在すると言われています。この十年の間に仮想通貨はすごいスピードで市場を開拓しました。そして今年、2021年5月頃から大きく下落しましたが、その後高騰と暴落を繰り返し、2021年11月現在、最高値をたたき出し推移しています。そんな仮想通貨の中で将来性が有望と言われている『リップル(ripple)』について、今回ご紹介したいと思います。仮想通貨に投資していて他の銘柄が気になる方、これから仮想通貨投資を始めようと思っている方はぜひ最後までご覧いただき、今後の参考にしてみてください。

 

リップル概要

2012年に設立、SBI RippleAsiaで日本と韓国に進出。全てのブロックチェーンとレガシーテクノロジー間の相互運用性を確保するためILP(インターレジャープロトコル)を発表したり、すべてのトランザクションの運用の一貫性と法的な明確さを保証するルールブックを作成および維持するためRippleNet委員会が設立されます。その後も快進撃を進め、現在では300以上の金融機関がRippleNetと提携しています。

 

リップルのシステム構造

リップルは、ビットコインを代表とする管理主体のない仮想通貨とは異なり、リップル社(Ripple Inc.)という管理主体が存在する中央集権型の仮想通貨で、単位はXRPです。

リップルの取引はブロックチェーンによる分散処理ではなく、POC(プルーフ・オブ・コンセンサス)を採用しており、リップル社が管理・認定する「バリデーター」と呼ばれる承認者の多数決によって合意されるため、ビットコインやイーサリアムよりも処理の高速化とコスト低減に成功しています。

 

リップルの特徴

リップルはIoV(Internet of Value:価値のインターネット)を目指した通貨で、送金スピードやコスト面で優れています。IoVは、インターネットを通じて情報やデータが場所や時間を問わず瞬時に伝達・交換できるのと同様に、金融資産をはじめとするあらゆる「価値」資産の交換が瞬時に実行できるシステムのことで、このシステムを用いて、先にも述べましたが世界各国の金融機関と提携し、国際送金手段としての実用化を進めています。現在のリップルのIoVシステムを使った取り引きは約4秒で完結しています。またリップルはブリッジ通貨としての役割が期待されており、例えば「日本円⇔リップル⇔米ドル」のように国際送金に利用されます。国内でもみずほ銀行やりそな銀行など大手金融機関がリップルによる送金システムを用いた実証実験を行っています。

 

リップル(XRP)の資産価値

将来性としてXRPは有望であり、値上がりが期待できると言われています。その理由として、

総発行枚数が限られている

XRPは、総発行枚数が限られています。総発行枚数が限られているXRPはリップル社が保有するものを含めるとすべて発行済みとなっています。そして、RippleNetでは送金手数料として支払われたXRPは消滅します。すると流通枚数が減り、XRPの価値が高まるという仕組みになるので、今後残っているXRPの価値は値上がりすると期待されています。

基軸通貨になる可能性がある

XRPが取引の軸となる基軸通貨になる可能性があります。理由としてあげられるのが、現在の仮想通貨取引所ではすでにXRPを基軸通貨としている取引所が増えてきている事があげられます。海外のみではなく、日本国内の取引所でもXRPを基軸通貨として採用している取引所も出てきています。このまま基軸通貨とする取引所が増えていくことでXRPの価値は上がっていくと言えるでしょう。

世界的な有名企業がリップル社に投資をしている

XRPは、世界でも名だたる有名企業から投資を受けています。XRPに投資している企業の1例としては

Bank of England

SBIホールディングス

National Australia Bank

Mercury FX

Accenture

もちろんこの1例以外にも、有名企業が数多く出資しています。将来的にXRPの実用化が進めば、出資する企業はさらに増えることになるでしょう。するとXRPの価値は値上がりすると予想されています。

Ripple Netに加盟する金融機関が多い

Ripple Netとは、リップル社が提供する国際送金システムのことを指します。Ripple Netで国際送金をする場合、従来のものより時間とコストも低く抑えることが可能です。世界の金融機関もですが、現在は日本の金融機関もRipple Netに加盟しています。

三菱UFJフィナンシャルグループ

りそな銀行

SBIホールディングス

みずほフィナンシャルグループ

イオン銀行

セブン銀行

などが例にあげられます。

さらに世界的にRipple Netに加盟する金融機関が増えれば、XRPの需要はさらに高まると言えるでしょう。

 

リップルの価格の動向

2018年に大暴騰を起こしてから低価格帯をさまよっていたリップルですが、2021年に入って価格が約12倍になりました。しかし5月に入り、中国が仮想通貨全般に対して厳しく法規制を行ったことにより価格が60%下落しました。ですが、7月末からリップルは価格上昇の傾向を見せています。2021年の最高値から価格が約60%減となっているので、仮にこのまま当時の価格にまで上昇し続けたら資産増加の見込みが期待できます。そこから考えても買うなら今と考えられます。

 

まとめ

仮想通貨に投資していて他の銘柄が気になる方、これから仮想通貨投資を始めようと思っている方、少額でリップルを買ってみるのもこの時期だったらありかもしれません。将来性が見込める仮想通貨の一つとして、リップルを覚えておくと、購入の選択時に役に立つかもしれませんよ。